オルフェーヴルは母が自ら産み出した最高傑作
名種牡馬ステイゴールド逝く
2015年2月5日
この日は2015年の中で一番忘れられない哀しい1日でした。
稀代の名種牡馬、ステイゴールドの命日にあたります。
注目された黄金配合
ステイゴールドの代表産駒の2頭である
ドリームジャーニーとオルフェーヴル兄弟の大活躍に沸いた競馬界。
特に池江泰郎厩舎をずっと応援していた私にとっては、
お父様の泰郎氏が管理されてた、ステイゴールドと、
母父メジロマックイーンの配合で生まれた産駒が、
息子様の泰寿氏の管理の下で、ものすごい活躍をしたのですから。
当時は気持ちの高揚を抑えられませんでした😊
次に現れたアイドルの魅力満載の芦毛のやんちゃ坊主で
これまたステゴ×母父マックの配合✨
ゴールドシップ✨
大活躍馬が次々現れるものだから、
ステゴ×母父マックの配合✨は「黄金配合」として、
大注目を集め
引退後乗馬になっていたマックイーンの娘まで探し出され
ステイゴールドのお嫁さんになるというくらいでした。
私は、種牡馬として、あまり活躍できずに19歳でこの世を去った
メジロマックイーンが、母父として、いきなり脚光を浴びたことが
ただただ嬉しくて、次はどんな活躍馬が出るかとワクワクしたものでした。
そんな時にあまりにも急にこの世を去ったステイゴールド💦
種が去ってしまえば、もう新しい命の誕生は失われるわけですから、
残念で仕方ありませんでした。
黄金夫婦の永遠の愛
それから時は流れて、
2015年に産まれたオルフェーヴルの一番年下にあたる妹が、
2018年の桜花賞に出場を果たしました!
彼女の名前はデルニエオール
フランス語で「最後の金」を表すそうです。
どうして、最後の金?それは、
母であるオリエンタルアートが、3月4日にデルニエオールを産み落とした後、
まるでステイゴールドの後を追うかのように
3日後の3月7日に天国に旅立ってしまったんです。
それを知って、私は、なんという黄金夫婦の切れない愛情💝
と痛く痛く感動してしまいました。
その感動を残すべく筆を取り、夫婦最後の忘れ形見、
デルニエオールを描きました。
競り勝ての「競」の字には二頭の兄、
ドリームジャーニーとオルフェーヴルが
妹を応援している意味も込めて。
貫き通した愛情
さて、SNSのフレンドさんが紹介されてた本に目が止まり、
即購入してしまったのがこちら↓↓↓
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またまたこの中に黄金夫婦の感動を発見してしまうことになりました。
オルフェーヴルの兄のドリームジャーニーは、
オリエンタルアートの初子だから、
彼女の初めての結婚相手は
ステイゴールドでした。
その後はしばらく、
ダンスインザダーク→クロフネ→ネオユニヴァースと
毎年お婿さんが変わっていきました。
ドリームジャーニーは、お父さんのステイゴールドに似て、
小柄な鹿毛馬。その後の子馬たちもお父さん似だったそうです。
そして、オリエンタルアートの次のお婿さんに選ばれたのが、
日本の至宝✨英雄ディープインパクト🐴
だけど、不受胎が続き、
仕方なくシーズンギリギリに再び結ばれたのがステイゴールド✨
そして産まれたのが、三冠馬であり、凱旋門賞を2度2着に来た
オルフェーヴル✨
オルフェーヴルは、お母さんそっくりの栗毛なんです。
オリエンタルアートは、オルフェーヴルを産んだ翌年に
一度だけ人間が待ち望んだディープの子を産み、
その後はステイゴールドの子どもをデルニエオールまで
5頭輩出しました🐎🐴🐴🐴🐴
中でも一番活躍したのがオルフェーヴル✨
きっとオリエンタルアートは、自身が
この世にものすごい競走馬を出す天命を夢にでも見たかのように、
自分の意志であったのか、何かの導きであったのか、
ディープではなくステイゴールドを選んだ。
オリエンタルアートは、
ステイゴールドが初恋の相手で、
たとえ年に一度だけどステイゴールドに逢うために、
オルフェーヴルという立派な息子を生み出したのかなと。
私は、想像してしまいます。
だから、大好きな旦那様の後を追うかのように
天国に追いかけていったのも、
彼女の意志がそうさせたのかな…と。
そこまで、ただ一頭をひたすら愛し続けた
オリエンタルアートって、うらやましい一生ですね。
だけど私は、ディープインパクトの母で、
キタサンブラックの祖母にあたる
ウインドインハーヘアの生き方に憧れるかな😊
今回は競馬のロマンを女性の観点から語ってみました😊🐎💗
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