職業病の症状を自覚することで、自分の弱点を知ろう
- 2018.07.02
- 癒しを求めて
職場に蔓延する職業病
今日、会社で気になる発言がありました。
それを発したのは、20代の男性だったのですが
自己嫌悪に陥ったように、
「あーっ!職業病やわ!」と嘆かれたんです!
続けて
「営業をしていた時は、もっときちんと丁寧に話せていたのに。」
と続きました。
とてもきちんと仕事について説明してくれた後に起きた発言だったから、
職業病なんて、久々に聞く言葉だなと思ったりしました。
その子は、わりとおとなしいのですが、
こちらが尋ねたことには、できるだけ親切に
応えてくれるので、ついついこちらも頼りにしてしまうんです。
それが先日、仕事終わりに突然、業務が終わらず
残業になってしまったことに対して、
終わらなさそうだったら、前もってそう言ってくれたら、
こちらも手伝えた。
言いたくないけど、もっと早く業務を進めてくれ!
などとすごく責められたことがあったんです。
こちらとしては、仕事をきちんとやり終えてしまいたかったから、
ここまでは、やってしまいますねと、許可をいただいてから仕事を進めたし
限られた時間で黙々と仕事を片付けたのに!
だから、ちょっと言い合いに発展してしまいました。
その時に
「物の言い方をもうちょっと考えて!」
と私は捨て台詞を吐いてしまいました。
もう一人、仕事を教えたり、頼んでくるときに、
ものの言い方が威圧的な男性も一人いて、
私は段々その人に責められて、嫌われている気になっていきました。
どうもその人と接するのに苦手意識が生じてしまい、
積もり積もってある日とうとう喧嘩が勃発してしまいました!
今日の職業病発言の時に、その方も隣にいて、
「何!?その俺をディスるような発言!」
と返してこられたので、そこで、私の洞察力が発動いたしました!
職業病の原因を知ろう!
入社した当初は、皆さん仕事もできる、優秀な方ばかりで、
いいところに入れたなと私も考えていたのです。
それが、意外にもけっこう厳しい発言が、喧嘩勃発の相手から飛んできて😭
パートという立場の人間は自分しかおらず、
他に味方になってくれる人もなく、ちょっと凹んでいたんです。
自分の部署には悪い人はいないと思う最初の直感は大切にしたいから、
腹は立つけど、嫌にはなりたくないと考えていた矢先の今日の発言!
これで、合点がいきました!
うちの部署は調査部門だから、業務上、不法な相手に対し、
諭したり、時には厳しいアドバイスを投げつけなければならないんです。
だからどうしても仕事の電話をしていると、言葉がきつくなりますし、
本当なら接したくない人と接して、言いたくないことを
延々と言い続けないといけない業務に皆さん日々さらされておられます。
毎日そういう場に自分を置いていたら…
感化されてしまってもおかしくないですよね。
きっとそれだけ熱心になりきってお仕事されている結果が
今日の「職業病」発言になったのでしょうか。
営業をしていると、気に入ってもらわないことには
先に進みませんから、言葉遣いも丁寧親切になりますし、
相手のニーズを常に考えて思いやりを持った態度が身についてきます。
きっと、最初に職業病発言をした彼は、営業をしていた時の
思いやりあふれた自分が好きだから、
今の仕事で、神経を使いイライラしてしまう自分が嫌いなのでしょうか。
私も、外勤の仕事をしていた時の自分が好きだったので
そういう彼の人となりを知ることができて、
こちらも彼に対する見方を改めていこうと思いました。
今の私は、子どもに物を教える仕事が長いので、
相手のやる気を伸ばすように、嫌われないように
考えて発言するように心がけています。
だけど、先生と言われる立場に居続けると…
やたらプライドがお高くなってしまい!!!
馬鹿にされた気になったら黙ってられない!
正義感ぶって、主張してしまいます!
これが、職業病!いや元々の性格もあります(苦笑)
職業病を理解して自分を知る。
いい人だと思うのに、なんだか合わない人。
それは相性ももちろんあるかもしれませんが、
会社の人だと、職業病からくる症状が本当の相手に
フィルターをかけているのかもしれないですね。
ですが、今日のように自分の弱点をしっかりと
自覚している人はいいなと思います。
私も、自分の職業病をきちんと考えて把握して、
自覚を持って過ごしていきたいと思います。
少しでも自分のことを知りえればそれだけラクになれますよね。
自分を変えることも癒しにつながる
相手を変えようと思うな!自分を変えろ!
とはよく言われますが、これ、難しくないですか?
自分を変えようと思えば、
まず自分を知ることができなければ変わりません。
特に、自分の弱点や短所を知り、
そこを変えたいと、奮闘して自己成長していきます。
私は今、自分のここを変えたいと思っているのは、
物事を悲観的な予測ばかりして、クヨクヨするところです。
自分を追い込み追い込み、最悪な状況ばかりを予測する。
こうすることで、最悪よりもいい結果で落ち着いたら、
ホッとするから、このクセから抜け出せずにいました。
だけど、こんな考えでいると悩みすぎるし
しんどいだけだから、柔軟・楽観で過ごすように
自分を変えていくようにしてます。
少しでもラクな自分でいられるような自分に変わる。
これも自分の心を癒す一つの方法ではないでしょうか。
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