愛されたのは凛々しく立ち向かうその姿勢 ~テイエムオペラオー追悼によせて~
突然のテイエムオペラオー号の訃報に驚きと、また一つの世代の終焉を感じてしまいました。
オペラオーの同期生といえば、ナリタトップロードとアドマイヤベガです。
1999年、この年のクラシックレースは3頭がそれぞれ分け合ったんです。
皐月賞をオペラオー・ダービーをアドマイヤベガ・そして最後の一冠、菊花賞をトップロードが
優勝しました。
最近のクラシックでいえば、一昨年のディーマジェスティ・マカヒキ・サトノダイヤモンドが
分け合いましたね。
オペラオーの強さは、翌2000年から始まりました!
何しろ、年間8レースに出場し、全部一着!!その内5勝はG1 レース!
一体どんなレースをしていたのだろうと、改めて鑑賞してみました。
2000年のオペラオーの活躍動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=PdH7cbIho-4
この年には、メイショウドトウという同期のライバルが出現するんですよ!
仲良く何度も1・2着でゴールしています!
当時私はトップロードが大好きで
阪神や京都にはトップロードが走るたびに
出かけて観戦してました。
トップロードだけを追いかけていた私だから、オペラオーの印象はあまりないのですが、
不思議とトップロードがオペラオーに負けても悔しくなかったんです。
それはなぜだったのか…うーん!やっぱりどこにいてもいつの間にか鮮やかに抜け出して
先頭でゴールを切る強さに圧倒されていたのかな。
トップロードって、どこにいてもわかる目立つルックスで、早めに抜け出して、一生懸命走っているのに
どこかアイドル的で、可愛くて、この動画を見ていても、トップロードだけを目で追い続けてしまいました。
オペラオーの追悼文を書きたいのに、脱線してしまいましたね。(;^_^A
私は、オペラオーを、強すぎて嫌い!と思っていた人ってあまりいない気がしています。
その思いを込めて今回の追悼書画に記した言葉です。
ずっと一番人気にされたオペラオー。どこにいても、最後には必ず一着に飛び込むオペラオー。
彼の外見は、強い!というよりも、端正で前向きなイメージを私は持ってました。
すっと凛々しく戦いに向かう彼のスマートな「姿勢」が、愛されたのではないかな。
引退後の彼の画像を色々拝見しても、年齢を重ねても立ち姿が美しいなと感じました。
皆の期待を裏切らずに駆け抜けた2000年。
世代交代を甘んじて受け入れ続けて、競争生活を終えた2001年。
2001年は勝利しなくても、最後まで一番人気という、ファンの期待を背負って走り続けた
愛されhorseのオペラオー。今回改めて君のファンになりました。
もう一つ、余談ですが
この動画で、ずっと見せ場を作りながら国内では善戦マンで終わったステイゴールド号が
種牡馬としては一番活躍するのですから、競馬って面白いんですよね!
-
前の記事
切り替え上手ですか? 【一番好きな自分はどんな自分?】 2018.05.24
-
次の記事
会社に行かずに仕事ができる時代が到来?【スマホが変えた、コミュニケーション】 2018.05.27
コメントを書く