多くの学びとやる気を教わった2018年日本ダービー

多くの学びとやる気を教わった2018年日本ダービー

2018年3歳馬の頂点に立ったのは、ワグネリアン号と福永祐一騎手でした。

福永祐一騎手といえば、昭和の天才ジョッキー福永洋一騎手の息子様としても知られてます。ですから、今回ダービージョッキーとなられたことで、悲願のダービーに勝利して、これでまた一歩父に近づいたと感激されたのかな。と最初は思っていたのですが、

お父様の洋一氏はダービーを勝利することなく、引退を余儀なくされたのですね。天才ジョッキーと言われる方だから、ダービーは勝っておられると、勝手に判断してた私は、それを初めて知り、昨日の勝利が祐一騎手にとって、非常に意義深いものであったのだと思い知らされました。

失敗とあきらめからの立ち直り

祐一騎手は度々ダービーでは有力馬に騎乗しながら、惜しいレースに悔しい思いをされていたと思います。勝利後の記事をいくつか拝見しても、あきらめようと考えたこともあったそうですね。そんな後ろ向きな自分の気持ちを考え直させてくれたのが、周りの仲間たちとおっしゃってます。

人間誰しも、うまくいかないことが続くと、もう辞めてしまおう、あきらめようと思うときはあります。特に勝負の世界、失敗が続くと後ろ向きな気持ちにさいなまれる日々もあるでしょう。仕事でも失敗を恐れる風潮はかなりあります。

が、失敗を恐れて、小さく収まってしまうと成長も無くなるので、自分を変えたいときは、失敗を怖がらずに向かうしかありません。

そして、失敗したとして、そこから何かを学ぶきっかけは必ずあります。

失敗してしまった理由はある程度は、自分の中でわかりますし、周りからアドバイスをもらってもいいでしょう。

そして、成功した人との違いはどこにあったのか、どうすれば次に生かせるか。次は、成功者の真似をしてみるのもいいかもしれません。

自分が思う以上の力を発揮するには

自分の念願の達成に向けてここぞというときは、まずは、自分を強く持つこと!もう悔しい思いはたくさんだ!と強く思って取り組むと、身体の中から湧き上がるものが生じてくる。そうして、作り上げた強靭な自分を後押ししてくれるのが、周りの応援や期待!

祐一騎手のダービー勝利から学んだこと

今回の福永祐一騎手の勝利は、普段から人との関わりを大切にされ続けたからこそ、周りから励まされ応援され、騎手を続けてこられた。そして、大舞台で見事に期待に応えるべく自身の極限の力を発揮された。

目標に向かって努力と継続を続けることは、強い自分を育て、いつか力を発揮してくれる。だからどうしても叶えたいことがあったら、簡単にあきらめてはいけない。

「もうあきらめたい!」後ろ向きな自分を、そうさせずに進ませてくれるのは、周囲のサポート。自分でも信じられない土壇場の力を発揮させてくれるのは、周囲の期待と応援。だから周囲との関わりは絶対大切。

私も、人間関係に疲れたら、ついつい独りになりたい。独りでコツコツすればよいと思いがちですが、独りで出せる力なんてたかが知れている。やはり人と関わり合うことで、もっともっと自分を高めていけて、その先に、周囲とともに大きな喜びを得られることに繋がっていく。

独りで得るより周りと一緒に得る喜びのほうがずっと嬉しい。自分には目標があるからこそ、これからも、人との関わりを、より大切にしていこうと考えてます。