第2ステージでも活躍!自身の頑張りで手に入れた!~祝!!ロードカナロア号JRA顕彰馬選出~
今年のオークス馬、アーモンドアイ号の父であるロードカナロア号が
JRAの顕彰馬に選出されました。
↓↓↓JRA顕彰馬ロードカナロア号選出の記事
http://biz-journal.jp/gj/2018/06/post_6936.html
JRA顕彰馬選出方法
まず、選定の対象になるには、
選定対象馬は3月31日を起算日とし競走馬登録抹消1年以上経過し、20年以内の馬である。
現役馬や競走馬登録抹消1年未満の馬、競走馬登録抹消20年を経過した馬は対象外である。
そして、一番大変な条件が
10年以上競馬報道に携わっているマスコミ・新聞関係者による選考投票を行い
(1名4頭までの連記式、「該当馬なし」として投じることも可能)
総投票者の4分の3以上の得票を得れば選出という方式
ロードカナロア号選出までの軌跡
今回選出されたロードカナロア号は、自身が選定対象になった平成27年度から
毎年高い水準で候補に上がりながら、オルフェーヴル号やジェンティルドンナ号の
後塵を拝し、昨年は4分の3の得票数にあと4票足らずに選出を逃していました。
そこでようやく今年、選出に至ったわけなんです。
選出されるには、ものすごいインパクトがなければ難しいのでしょうね。
幸い孝行娘が、クラッシック2冠を成し遂げての文句なしの選出なのですが、
ディープや、オルフェ、ジェンティルのようにすぐに顕彰馬として選出されなかったのは、
こういう選出基準があるのだということに初めて気づき
引退から5年の歳月がかかったことに納得がいきました。
主戦ジョッキー岩田さん
さて、ロードカナロアといえば、主戦ジョッキーは岩田康誠騎手ですね!
ロードカナロアが活躍していた当時は岩田騎手の全盛期であったと記憶してます。
ジェンティルドンナが牝馬3冠、ディープブリランテの勝利でダービージョッキーに輝き…。
そんな岩田騎手も、2015年のレッツゴードンキでの桜花賞勝利を最後に
中央Giの勝利から遠ざかり、2016年には、中央重賞勝利も果たせない結果で、
スランプに陥っておられました。
重賞は翌2017年に一年4か月振りに勝利をおさめた後は、
順調に重賞勝ち鞍を上げていってましたが、
中央G1は、今年の天皇賞春で、3年ぶりの勝利!
しかし、勝利馬のレインボーライン号の故障により、
ウイニングランもなく悲しい表彰式に終わってしまい、
競馬ファンとしても、おめでとうの一声をためらう時間を共有しました。
自分が波に乗っているときの表情って、いきいきしていて、向かうところ敵なしの雰囲気を
醸し出していた岩田騎手の様子を当時の表彰写真からも見て取れます。
そして、重賞勝利から見放されていた頃は、「心、病んでない?」と心配してしまうほどの、
憔悴したような表情が痛々しく感じ、岩田騎手バッシングの風潮に乗じていた私も、
彼に、立ち直っていただきたい気持ちにならざるおえなかったです。
スランプからの脱出…
一番簡単な方法は、さっさと頭と気持ちを切り替えるでしょうか?
ですが、岩田騎手も以前のインタビューに書かれてありましたが、
気持ちを切り替えるのが下手で、気分がガーッと下がる時期があるようなんです。
↓↓↓ちょっと古いですが、こちらがインタビュー記事です。
http://uma-jin.net/sp/column/columnDetail.do?charaId=52&pcId=100097
そんな時に何がきっかけで、調子をあげていけるかといえば、
タイプの違う方々と話し刺激を受けることだそうです。
行いや考え方に対し、気づかされるのだそうです。
あとは、楽しむ気持ちで騎乗したらうまくいくとか。
色んな人と話をすることって大切ですよね。
こう考えたらいいんじゃないというアドバイスではなく、
あくまでも、その人自身がこういう考えを持っているという話を
聴いたときに、自分の考え方も切り替わるというか。
悩みが晴れたりします。
人の調子の浮き沈みは避けて通れない課題でありますが、
こうして、落ちても這い上がってきてもらえると、
「ああ、つらいのはいつまでも続くわけないよね!」
と、とても勇気をもらえます。
またこの先必ず、いいことが起きると信じることが一番大事ですね😊
今回、学んだことは
ロードカナロア号からは
誰にも文句を言わせない実績は、たとえ時間がかかっても、
次のステージで更なる実績を上積みすることで、不動のものとなる。
岩田騎手については、勇気をいただけたことが大きいですが、
もう少し自分なりに掘り下げたいので、次の機会に書いてみたいと思います。
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