逆境を乗り越えた時こそ!(武豊さんとキズナ)
日本ダービー直前! 武豊独占インタビュー「キズナでの1勝は大きかった」
https://thetv.jp/news/detail/146438/p2/
競馬の祭典:日本ダービーまで、あと10日となりました。
今日見つけた、この記事について考えてみたいと思います。
武豊さんといえば、日本競馬会でもっとも有名な
現役ジョッキーでいらっしゃいます。
この記事の中で豊さんが、ご自身の一番印象に残る
ダービーを勝利したレースについて語っておられます。
私は、初めてご自身にダービージョッキーの称号を与えてくれた、
スペシャルウィークのレースだと考えていたのですが、
ご覧のように、キズナなんですね。
キズナが勝利したのは、2013年のダービーで、
ちょうど東北大震災の復興に向けて、
「絆(きずな)」という言葉が、あらゆる場所で使われていた時でした。
最後の直線、大外から一気に差し切った足は、
まるでキズナの父、ディープインパクトを思い出させるものでした。
そして、その3年前に落馬による大怪我をされた豊さん。
その後、奇跡の復帰を果たしたものの、なかなか勝利数を稼げずにいた折の
鮮やかな復活を予感させる喜ばしい勝利でした。
確かにキズナとのダービーは、私にとっても、非常に印象に残る
レースであったと思います。
考えれば人間って、自身の調子が良好な波に乗って
ぐんぐんと目標を達成していく時よりも、
暗い逆境の中で、苦労と努力を重ねて、
光が射す出口にたどり着く時の達成感のほうが
はるかに自分の中に大きな感動を残すものだと思います。
きっと豊さんにとっても、記事にある
「何かすごく、自分の中では大きなポイントだったと言えるレースでしたね。」
この言葉の中に、この先の可能性と新たな目標が、
ご自身の目の前に広がった瞬間でもあったのかなと考えます。
そのキズナで挑んだ凱旋門賞で、豊さんは4着と
ご自身の凱旋門賞チャレンジで最先着を果たしておられます。
(ディープインパクトは3着入線も失格)
凱旋門賞、ディープインパクトかキズナの仔で
日本人ジョッキー初勝利を飾ってほしい気持ちは、
ご自身はもちろん!ファンの誰もが持ち続けていますよね。
ついていない、苦しい時でも、あきらめずに前を向いてコツコツ努力。
その時間は自分を強くしてくれるし、飛躍のきっかけとともに
また新たな目標に向かって、羽ばたける!
そういう気持ちをもって、日々過ごしていきたいものですね!
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